調査委の説明受ける場を…年寄会が評議員会要望

[ 2011年4月1日 22:48 ]

 日本相撲協会の理事会が八百長関与者を大量処分したことを受け、協会役員以外の親方衆で構成する年寄会は1日、東京・両国国技館で総会を開き、親方全員や行司の代表らによる評議員会の開催を要望することを決め、放駒理事長(元大関魁傑)に申し入れた。理事長は開催に前向きな姿勢を示し、日程を調整している。

 出席者などによると、八百長問題の実態解明に当たった特別調査委員会の手法に納得できない親方が多く、評議員会で調査委員から詳細な説明を求めたいとの声が出たという。弟子の幕内猛虎浪が引退勧告を受けた立浪親方(元小結旭豊)は「不満に思っている人は多い」と話した。

 相撲協会の二所ノ関広報部長(元関脇金剛)は、八百長関与力士らの処分軽減についての要求は年寄会からなかったとしている。

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2011年4月1日のニュース