松山 23日までにマスターズ出場判断

[ 2011年3月20日 21:35 ]

 男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメント(4月7日開幕、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)に日本のアマチュアとして初めて出場を決めた松山英樹(19)=東北福祉大=は20日、予定通りマスターズに出場するかどうかを関係者と協議の上で決めることを明らかにした。同大の阿部靖彦監督によると、23日までには結論を出す。

 東北福祉大は仙台市に学校があり、安否不明の学生も多数いるという。この日合宿先のオーストラリアから成田空港に帰国した松山は「出たい気持ちは変わらないが、(被災した)現地を見て感じることもあるかもしれない。もし出るのであれば、東北の人に勇気を与えるプレーをしたい」と話した。

 阿部監督は「松山という若い芽をつぶしたくない。僕の気持ちとしては行かせてあげたい。最終的には僕が責任を取って決める」と述べた。

 石川遼と同い年の松山は昨年10月のアジア・アマチュア選手権を制してマスターズの出場資格を獲得。日本オープン選手権では3位に入った。

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2011年3月20日のニュース