佐藤コーチ 延期か中止か決まらないのが「一番困る」

[ 2011年3月14日 19:50 ]

フィギュアスケート世界選手権中止か延期が決定

 ▽佐藤信夫コーチの話 (延期か中止か決まらないのが)一番困る。(調整を)どうしていいか分からない。今まで経験したことのないやり方になるので、じっくり考えたい。

 ▽山田満知子コーチの話 やる方向なのか、中止するのかどっちか分からない。選手は目標に向かって進むから難しい。はっきりと日にちを区切ってほしい。

 ▽伊東秀仁・日本スケート連盟フィギュア委員長の話 百パーセント中止と決まったわけではないので、希望を捨てずにいたい。かなりの確率で厳しいとは思うが、やると決まれば会場を探す。

 ▽鈴木恵一・日本スケート連盟副会長の話 一番の決め手は原子力発電所(の爆発)だったと思う。ISUは放射能の問題を危惧していた。(延期開催の要請があれば)厳しい状況だが、受け入れる準備はある。

 ◆フィギュアスケート世界選手権 男子は1896年に第1回大会が開催され、1924年に始まった冬季五輪より長い歴史を持つ。女子とペアは前身の国際スケート連盟(ISU)選手権を経て24年から実施種目。アイスダンスは52年から加わった。日本では77年、85年に東京、94年に幕張(千葉)、2002年に長野で開催され、07年に再び東京が舞台となった。

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2011年3月14日のニュース