日本は4大会連続で銅メダル…中国が5連覇

[ 2011年3月8日 06:00 ]

レスリング女子の国別対抗戦、ワールドカップの3位決定戦で構える浜口京子(右)

レスリング女子国別対抗戦W杯最終日

(3月6日 フランス・リエバン)
 3位決定戦に回った日本はカナダに6―1で快勝し、4大会連続で銅メダルを獲得した。7階級で争う団体戦で、日本は51キロ級以外の6階級で勝利。昨年の世界選手権覇者の48キロ級の坂本日登美(自衛隊)と63キロ級の伊調馨(綜合警備保障)は1次リーグの3試合を含め、4試合全勝だった。決勝は中国が米国を4―3で下し、5連覇を成し遂げた。

 <浜口、進化手応え>72キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は前日の1次リーグ・中国戦で敗れたが、3位決定戦のカナダ戦で気合のフォール勝ち。いい形でW杯を終えた。「(中国戦は)負けたけど、気持ちは続いていた。あと一歩の攻め込みが足りなかった」と言う。その反省を生かして見事な外無双を決め、フォールに仕留めた。33歳のベテランは「自分のレスリングがまた一歩進んだ気がする」と9月の世界選手権に向けての収穫を口にした。

続きを表示

2011年3月8日のニュース