特別調査委 白鵬ら三役以上の“シロ”認定

[ 2011年3月8日 06:00 ]

 大相撲の八百長問題の全容解明を目指す特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)が横綱・白鵬ら三役以上の関取を“シロ”認定したことが7日、分かった。調査委のメンバーが明言した。調査委は現在、疑惑をかけられている14人に加え、それ以外の力士については20~30人に絞って聴取を実施中。夏場所開催に向け、早ければ18日にも処分内容をまとめる方針だ。

 特別調査委が継続的に行っている疑惑力士からの聴取について、調査委の1人はこの日、「今後の聴取対象に三役以上は含まれない」と断言した。「シロということか?」の質問には「そういうことになる」と横綱、大関、関脇、小結の9人の役力士は既に“無罪判定”が下されていることを明らかにした。

 関係者によると、調査委は現在疑惑をかけられている14人以外の力士については20~30人に絞って調査を実施中。調査委は11日と18日に会合を開くが、一部の委員は「18日までに何とかしたいのは確か。関与を認定している4人だけではなく、全員一気に処分内容を決めないと意味がない」と早期解決に向けて動きだしていることを明かした。週刊誌などでは三役以上の力士の八百長関与も取りざたされているが、それについても「信用できない」と問題視するつもりはないという。

 三役力士にシロ判定を下すなど調査対象を絞った調査委だが、その一方で疑惑力士から回収した携帯電話数台のメール解析は2月下旬に業者に依頼したばかり。有力な物証となるメール解析は少なくとも3月下旬までかかる見込みで、14人中4人が電話を未提出という状況だ。夏場所開催へのタイムリミットが迫る中“早期解決”を目指す調査委だが、全容解明にはまだまだ問題は残されている。

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