新弟子検査5日に実施…大阪ではなく東京で

[ 2011年3月2日 06:00 ]

 日本相撲協会は5日、通常通りに新弟子検査を実施する。例年、春場所の新弟子検査は大阪警察病院で行われていたが、場所が中止となったため会場は東京・両国国技館診療所に変更された。

 春場所は年度の節目となる3月に開催されるため「就職場所」と呼ばれ、例年は年間入門者の半分以上が大阪で初土俵を踏んでいる。昨年は年間合格者86人中48人が春場所でデビューした。

 しかし、今回は検査に合格しても場所が再開されるまで初土俵は持ち越されることになる。5日には貴乃花部屋に入門した松木のほかに、日体大で学生横綱となって幕下15枚目格付け出しの資格を得た明月院(九重部屋)らも受検する予定。先月15日に行った体格の小さい力士を対象にした第2新弟子検査と合わせ、14日に合格者が発表される。

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2011年3月2日のニュース