高見盛ガチンコ!小学校イベントで“素人”瞬殺

[ 2011年2月20日 06:00 ]

父兄を相手に大技を繰り出す高見盛

 大相撲が八百長問題で揺れる中、幕内・高見盛(東関部屋)が“ガチンコ道”を貫いた。19日に東京都渋谷区の小学校で開催された親子の触れ合いイベントに参加し、児童や保護者ら約150人の前で社会貢献活動を行った。

 大人相手の稽古では本場所さながらの迫力で立て続けに瞬殺。PTA会長はプロレス技のパワーボムで振り回し、全児童の声援を受けて登場した校長も豪快に抱え込んで押し倒した。人情相撲は一切なく「こういう時だからこそ、あえてガチンコを見せた。関取の体を感じてほしかった」と言葉に力をこめた。師匠の東関親方(元幕内・潮丸)も「そこはガチでいいんじゃないかな」と笑うしかなった。春場所は中止となったが、相撲協会は慰問や社会貢献活動などは奨励している。東関親方も「話はたくさん来ている。ウチだけでは対応しきれないので、一門で協力したい」と話していた。

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2011年2月20日のニュース