充実感あふれる小塚 表現面で高い評価得る

[ 2011年2月19日 23:01 ]

男子フリーで演技する小塚崇彦
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四大陸選手権第3日

(台北)
 表示された得点を見つめる小塚の表情に充実感があふれた。「ジャンプのミスは目立ったが、収穫があってよかった」。何より喜んだのは、表現面を示す5項目の得点で、7点台後半の高い評価を得たことだ。

 ハードな日程を縫って、2月初旬まで1週間ほど北米を訪れたのは、プログラムに磨きをかけるため。その効果が早速出た。「体力がつけば問題ない。あとは練習するだけ。目指せ、8点台」と意欲がさらに高まった。

 4回転は転倒に終わったが、回転不足にはならなかった。スピンで得点の取りこぼしも防いだ。フリーは2位。前半戦の活躍は「まぐれじゃないことが分かった」と、表彰台は逃しても胸を張った。

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2011年2月19日のニュース