下位に沈んだ遼「今の僕が池田さんのようなプレーをするのは難しい」

[ 2011年2月19日 15:23 ]

第2ラウンド、傘を手に18番グリーンに向かう石川遼

ノーザントラスト・オープン第2ラウンド カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC

 優勝を争うつもりで乗り込んだ今季の米男子ゴルフツアー、ノーザントラスト・オープンで石川遼(19)は17日の第1ラウンドの出遅れが大きく響き、下位に沈んだ。

 1月初旬にタイで開催されたアジアと欧州の団体対抗戦、ロイヤル・トロフィーに出場したものの、個人戦としては今大会が初戦。「試合勘がなく、アプローチの距離感が合わなかった」と反省した。18日は「だいぶ、距離感は合っていた。すごくいいプレーだった」と手応えも得た。

 同じく米ツアーに今季初めて挑んだ池田は、予選通過圏内で踏ん張っている。「同じ日本勢としての悔しさもある。でも今の僕が初戦から池田さんのようなプレーをするのは難しい。次の課題です」と新たな目標も発見した。

 4月のマスターズまで約2カ月、腰を据えて米国で戦う。「まだまだ初戦、僕も本当に調子が出てきたら(戦える)」と気持ちを切り替えた。23日から、昨年ベスト16入りしたアクセンチュア世界マッチプレー選手権に出場する。(共同)

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2011年2月19日のニュース