八百長疑惑の14人 携帯提出7人だけ…

[ 2011年2月19日 06:00 ]

 八百長問題の特別調査委員会は18日、八百長疑惑がかけられている14人に求めた携帯電話の任意提出について、正常な状態で提出した者が半数の7人だったことを発表した。

 他の7人は壊れた状態で提出した者が3人、遺失したため提出できないと回答した者が1人、未提出の者が3人だった。未提出の者には引き続き提出を求める。

 また、警視庁に新たに八百長を疑わせるメールの記録があるかについて問い合わせたところ「八百長を疑わせるに足りるメールは全て提供している」と回答があったことも明らかにした。

 全協会員への八百長に関するアンケートで「八百長を見聞きした」と答えた6人については既に全員から聴取を終えたが、八百長の存在を示す具体的な事実は出なかった。昨年の野球賭博問題の際には週刊誌から情報提供を求めたが、今回も「報道機関に協力を求める場合がある」との方針を示した。

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2011年2月19日のニュース