「危機管理なってない」…酷評に放駒理事長は渋面

[ 2011年2月17日 21:13 ]

 日本相撲協会が「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」から改革への最終答申を受けた17日、放駒理事長(元大関魁傑)は奥島孝康座長(日本高野連会長)ら独立委員3人と並んで記者会見した。八百長問題への質問に対する独立委員の回答が相撲協会の不備を指摘する結果となり、同理事長はいつにも増して厳しい表情だった。

 東京・両国国技館で、奥島座長は答申を総括して「相撲協会は財団法人ではあるが、寄り合い所帯の域を脱しない。外部とのずれがあった」と酷評した。

 その後の質疑応答で、答申作成に中心的な役割を果たした中島隆信委員(慶応大教授)と新田一郎委員(東大教授)に八百長問題への質問が飛んだ。中島委員は「組織としての危機管理が大事だが、そこがなっていないとの認識だ」と舌鋒鋭く、新田委員も大相撲の競技スポーツだけではない特殊性を指摘しつつ「興行であることが、それ(八百長)を容認する理由にはならない」と語気を強めた。

 やりとりを横で聞いていた放駒理事長は「貴重な答申をいただいた。もう一度中身を読み直して、どうしていくかを考えたい」と渋面だった。

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