巡業中止で担当親方が謝罪「ふざけるなと言いたい」

[ 2011年2月8日 12:48 ]

 八百長問題で日本相撲協会が今年の地方巡業を中止したことを受け、担当の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)と前担当の峰崎親方(元幕内三杉磯)が8日、今年10月下旬に「若狭小浜場所」を予定していた福井県小浜市を訪れ、実行委員会の関係者に謝罪した。

 小浜市役所で峰崎親方は「地元の皆さんのご厚意を根底から覆し、申し訳ない」と実行委顧問の松崎晃治市長らに頭を下げた。松崎市長は「期待が大きかったので残念。信頼回復に努めていただいた上で、小浜での今後の開催を期待したい」と応じた。

 若狭小浜場所は10月24~25日の開催で、計画が進んでいた。当初、8日に実行委と相撲協会が本契約を結ぶ予定だった。

 また、峰崎親方は謝罪後、取材に対し「巡業で何とか相撲の裾野を広げようと苦労してきた。(八百長に関わった力士には)ふざけるなと言いたい」と話した。

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2011年2月8日のニュース