佳菜子がSP首位!男子は無良が銀

[ 2011年2月4日 20:20 ]

アジア大会女子SPで首位に立った村上佳菜子の演技

 冬季アジア大会第6日は4日、アスタナなどで行われ、フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)で村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が54・48点で首位に立ち、今井遥(東京・日本橋女学館高)が0・46点差で2位に続いた。5日にフリーを実施する。

 男子はフリーを行い、無良崇人(中京大)が銀メダルを獲得し、町田樹(関大)は4位だった。

 スキーのジャンプ・ノーマルヒル(HS105メートル、K点95メートル)はカザフスタン選手に敗れ、吉岡和也(土屋ホーム)が248・5点の2位、船木和喜(フィット)は234・5点の6位で、ラージヒルと団体との日本の3連勝はならなかった。

 バイアスロンは男子20キロで永井順二(自衛隊)が優勝し、女子15キロで鈴木芙由子(自衛隊)が銀メダルを獲得した。

 スピードスケートの女子1500メートルでは小平奈緒(相沢病院)が2分1秒07で3位となり、高木美帆(北海道・帯広南商高)は5位だった。

 ▽無良崇人の話 SPは失敗したが、きょうは攻めの演技ができた。規模は小さいが五輪と似た環境で、次の五輪に向けていい経験をさせてもらった。

 ▽町田樹の話 緊張しすぎた。今シーズンはずっと緊張と戦ってきたが、思ったようなプログラムができない。乗り越えるしかない。

 ▽村上佳菜子の話 待ち時間が長くて緊張した。(連続3回転ジャンプを失敗し)順位より内容が大事なので、悔しい気持ちの方が大きい。フリーは絶対失敗しないようにしたい。

 ▽今井遥の話 調子が良かったので大丈夫と思っていたが(ジャンプで)失敗してしまった。次のジャンプからは切り替えられた。お客さんが盛り上がっていて楽しかった。

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