理事長“平謝り”「天地がひっくり返ると…」

[ 2011年2月4日 06:00 ]

鈴木・文部科学副大臣(左)の言葉を体を小さくして聞き入る(右手前から)日本相撲協会・放駒理事長、出羽海・事業部長、二所ノ関・広報部長

大相撲八百長メール問題

 相撲協会は3日、親方衆らで構成する臨時の評議員会を開催した。突然の招集で欠席者もいたが、約90人に現状と経緯を説明し、特別調査委員会が作成した全協会員を対象にした八百長に関するアンケート用紙(記名式)を配布した。

 放駒理事長は評議員会の内容については「答えることはない」と険しい表情だった。その後、文科省に向かうために再び報道陣の前に姿を見せると「(今回の騒動は)天地がひっくり返るという表現はあるが、まさにそういうこと」と神妙な面持ちで話した。

 そして文科省では応対した鈴木寛副大臣に「大変ご迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪。同副大臣からは「厳正かつ迅速な全容解明をお願いしたい」と指示を受けた。また2日に発足した特別調査委員会は、この日3人から事情聴取を行った。4日には5人を聴取する予定だ。

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