織田、大差の優勝もスタミナ不足“反省”

[ 2011年2月4日 06:00 ]

ユニバーシアード冬季大会第7日

(2月2日 トルコ・エルズルム)
 フィギュアスケート男子は前日のショートプログラム(SP)首位の織田信成(関大)が、フリーでも最高点をマークし、2位に20点近い大差を付ける合計223・15点で優勝した。今大会での日本勢の金メダルは、スキーのノルディック複合を制した清水亜久里(専大)に次いで2個目。SP2位の村上大介(青森短大)はフリーで後退し、202・83点で銅メダル。

 金メダル獲得という日本選手団主将の義務は果たしたが、演技終了後の織田は「スタミナが続かなくてきつかった」と肩で息をした。標高2000メートル近い高地での大会で、後半に失速。大会前に左膝を痛めたためプログラムに4回転ジャンプを入れなかったが、予定していたジャンプまで飛ばした。「自分が目指していた金の獲り方ではない。反省材料にしないと」。地力の差で優勝したが、後味の悪い大会となった。

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2011年2月4日のニュース