野球賭博事件新展開で…協会の処分見直しも

[ 2011年1月28日 06:00 ]

 野球賭博事件で元力士らが逮捕され、新たな動きが出てきたことを受け、外部監事の吉野準氏(元警視総監)は27日、「(現役力士に対する協会の処分を)見直すところがあるのなら見直すべき」と私見を述べた。

 相撲協会は昨年9月、野球賭博を認めた力士22人に賞罰規定では一番軽いけん責処分を下したが、警視庁は賭博の客だった現役力士を近く書類送検する方針。吉野監事は相撲協会の処分について「(当時は)いつまでも待っていられないので、いろいろと考えて情報を総合し、協会として処分を出した」と説明したが、週明けにも暴力団等排除対策委員会を招集し、新たな処分に関する線引きが話し合われる予定だ。

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2011年1月28日のニュース