相撲協会 グルジア出身の黒海と臥牙丸に“注意”

[ 2011年1月24日 19:23 ]

 日本相撲協会は24日、初場所6日目の14日朝に東京都墨田区の飲食店で店のガラスを割る騒ぎを起こしたグルジア出身の幕内力士、黒海関(追手風部屋)と臥牙丸関(北の湖部屋)に対し、場所中にもかかわらず不謹慎な行動を取ったとして口頭で厳重注意した。

 相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は「顔が合う(対戦する)かもしれない力士同士が、そんな遅い時間(朝)まで酒を飲んでいたことが問題だ」と話した。

 同協会では24日に二所ノ関生活指導部長(元関脇金剛)らが都内で両力士から事情を聴いた。口論が騒ぎの原因とされているが、放駒理事長は「協会としてはけんかがあったとは捉えていない。知人が亡くなって落ち込む臥牙丸を黒海が激励していたようだ」と説明した。

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2011年1月24日のニュース