春日錦が引退 20年の土俵生活「一瞬のように…」

[ 2011年1月24日 06:00 ]

引退会見を行う春日錦

 元幕内で東幕下30枚目の春日錦(35)=本名・鈴木孝洋、春日野部屋=が23日、両国国技館で引退会見に臨み、20年間の土俵生活を振り返り「終わってみると一瞬のように感じた。悔いはない」と話した。

 この日、理事会で年寄「竹縄」襲名が承認され、前竹縄親方(元幕内・栃栄)は「清見潟」に名跡変更した。春日錦は02年夏場所に1場所で3度の不戦勝という珍記録を持ち、相撲甚句の名人として活躍。今後は部屋付き親方として後進を指導する。「若い力士には(相撲の)古き良き伝統美を知ってもらいたい」と話した。

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2011年1月24日のニュース