「心にも穴が…」野球賭博関与の元幕内春日錦が引退表明

[ 2011年1月21日 20:39 ]

 大相撲の元幕内で東幕下30枚目の春日錦(35)=本名鈴木孝洋、千葉県出身、春日野部屋=が初場所13日目の21日、7番相撲を取り終えた後で今場所限りでの引退を表明した。今後については千秋楽の23日の記者会見で明らかにする。

 春日錦は最後の一番で元小結普天王に押し出され2勝5敗で終えた。ここ数年は両足首のけがに苦しみ、昨年は野球賭博関与で十両だった名古屋場所を謹慎し、秋場所から幕下に転落。その後も負け越しが続いていた。

 最高位は前頭5枚目だった春日錦は「去年いろいろあって、応援していただける方々にも申し訳ない思いだった。心にもポッカリと穴があいてしまった」と話した。

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2011年1月21日のニュース