HP青野が決勝進出 竹内らパラレル勢は敗退

[ 2011年1月19日 21:55 ]

 スノーボードの世界選手権第4日は19日、スペインのラモリナで行われ、ハーフパイプ(HP)男子で2年前の前回大会を制した青野令(松山大)が予選1組のトップで20日の決勝に進出した。同組の平岡卓(フッド)は4位、細川孝介(クルーズ)は5位で準決勝に回った。

 女子は岡田良菜(フッド)が2組2位で決勝に進んだ。松本遥奈(クルーズ)は予選落ち。

 パラレル大回転の女子予選で、五輪3大会連続出場の竹内智香(広島ホームテレビ)は2回合計で20位、家根谷依里(へそ曲りク)は32位に終わり、上位16人による決勝トーナメントに進めなかった。男子の斯波正樹(ジャパンファクトリー)は1回目で敗退した。

 ▼青野令の話 とりあえず決勝に行けて良かった。パイプの状態はすごく難しい。決勝では自分の滑りができればいい。結果はどうでもいい。

 ▼岡田良菜の話 良かったです。高さを出せたし、滑っていて気持ちが良かった。決勝はもうちょっとレベルを上げた技を出したい。

 ▼松本遥奈の話 悔しかったけど、こういう体験ができたのはうれしかった。(予選の)1本目は技を決めないと、と緊張してしまった。日本でもっと練習して次の大会に備えて頑張りたい。

 ▼竹内智香の話 緩斜面で完全に失敗した。決勝に進めずに悔しい。雪質はボコボコしていた。中盤でバランスを崩した。失敗には理由があるので、そこから学びたい。

 ▼家根谷依里の話 斜面も雪質も難しかった。緩斜面で板をどう走らせるかが課題だったが、そこに行き着くまでに失敗した。悔しい。(共同)

続きを表示

2011年1月19日のニュース