W杯冬開催案でIOロゲ会長“FIFAの配慮に期待” 

[ 2011年1月14日 01:04 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は13日、スイスのローザンヌでの理事会終了後に記者会見し、冬開催案が浮上しているサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の日程が、同年の冬季五輪と重ならないよう国際サッカー連盟(FIFA)が配慮することに期待感を表明した。

 ロゲ会長はFIFAとこの件ではまだ連絡を取っていないとしながらも「FIFAは、1月下旬から2月が冬季五輪の開催期間であることを考慮して、重複を避けるだろう。双方にとって不利益な決定はしないだろう」と述べた。

 カタールの首都ドーハは16年夏季五輪招致の第1次選考で落選した。同会長は「開催が提案された10月から11月は暑さが厳しく、国際スポーツの競技日程とも合致しなかった」と説明した。(共同)

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2011年1月14日のニュース