ロンドン五輪「メダル5個」へ600日合宿開始

[ 2011年1月13日 17:59 ]

 日本フェンシング協会は13日、メダル5個を目標に掲げる2012年ロンドン五輪への新戦略として、全種目を対象にして23人を強化選手に指定し、「600日合宿」と名付けた特別態勢を新年早々にスタートしたと発表した。約1億8千万円を費やす。

 北京五輪はフルーレの男女7選手に絞り、約6千万円の強化費で家賃や遠征費を丸抱えする「500日合宿」を実施。太田雄貴(森永製菓)が日本初の銀メダルを獲得した。ロンドン五輪へは、昨年の広州アジア大会女子エペで団体金、個人銀メダルと躍進した中野希望(大垣共立銀行)やサーブル勢にも対象を広げた。全種目で外国人コーチを置く。

 太田は「男子フルーレ個人と団体の金を目指し、フェンシング界の顔として全体を引っ張っていく」と意気込みを語った。

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2011年1月13日のニュース