稀勢の里、粘りの寄せも「ホントは1度目で…」

[ 2011年1月13日 06:00 ]

鶴竜(右)を寄り切りで下す稀勢の里

大相撲初場所4日目

(1月12日
東京・両国国技館)
 関脇・稀勢の里が粘りの相撲で鶴竜を下した。突っ張って左四つに組むと一気に鶴竜を土俵際へ。だが、上手投げで体を入れ替えられること3度。そのたびに根気よく寄せ、最後は体全体をかぶせるように寄り切った。

 取組後は「ホントは1度目で決めたかった。攻めが甘かった。まだまだ」と反省の弁。地元の茨城県牛久市から応援に駆けつけた後援会については「本当にありがたい」。声援に応えられてホッとした表情を見せた。

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2011年1月13日のニュース