朝稽古の動きそのまま 日馬富士、白星が良薬

[ 2011年1月12日 20:12 ]

大相撲初場所4日目


両国国技館)
 初のかど番脱出へ向けてここまでは順調だ。日馬富士が、過去の対戦成績で18勝4敗と分のいい豊ノ島に快勝し、無傷の4連勝。「きょうは良かった。しっかり当たってその後は流れだった」と取り口に満足げだ。

 この日の朝稽古で見せた動きそのままだった。十両宝富士、安壮富士と場所中では多い33番。宝富士には立ち合いすぐ左のど輪で起こし、一気に勝負をつける姿を何度も見せた。まったく同じ攻め方で、170センチと関取の中で最も背の低い豊ノ島よりも下から突き放し、難なく押し出した。

 だが、笑顔はない。途中休場した昨年九州場所で痛めた右足首のけがの回復がまだ万全ではなく、打ち出し後は電気治療に向かうなど、ケアが欠かせない。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「調子が悪くても勝っていけば一番の薬になるから。(かど番と)意識しないでこのペースでやってくれれば」と見守る。

 大関陣で唯一の無敗を守った日馬富士は「一番一番ね、しっかり自分の相撲を取っていきたい」。その姿勢を貫けば、かど番脱出は自然と近づいてくる。そのためには取りこぼしをどれだけ防げるか。本当の勝負はこれから始まる。

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