琴光喜「解雇不当」提訴へ…仮処分申請却下

[ 2011年1月10日 06:00 ]

 野球賭博に関与したため昨年7月に日本相撲協会から解雇処分を受けた元大関・琴光喜の田宮啓司氏(34)が、解雇不当として協会員の地位保全を求め今月中にも東京地裁に提訴することが分かった。複数の相撲協会関係者らが明かした。

 元琴光喜は昨年9月に力士としての地位保全などを求めた仮処分申請を行ったが、関係者によると申請は東京地裁に却下されているという。力士としての復帰を目指した元琴光喜だが、申し立てが却下されたことで今後は法廷の場で不当解雇を訴えていくことになる。近日中にも断髪式を行う予定で、関係者は「マゲを落として力士としての復帰はあきらめても、協会員として残りたいと思っているようだ」と話した。

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2011年1月10日のニュース