大番狂わせ!シーホークス、昨季王者を撃破

[ 2011年1月10日 06:00 ]

 NFLプレーオフ1回戦(ワイルドカード)の2試合が行われ、史上初めて負け越しながら地区優勝を決めたシーホークスが地元シアトルで、昨季のスーパーボウルを制したセインツを41―36で撃破。史上最大級の大番狂わせでNFC準決勝に駒を進めた。AFCではジェッツがコルツに1点差で勝利。終了直前、ニック・フォーク(26)が32ヤードのFGを決めて熱戦に終止符を打った。

 シーホークスは第2Q序盤で10点をリードされながら6万人の地元ファンの大声援を浴びて猛反撃。2試合ぶりに戦列に復帰したQBハッセルベックがプレーオフ自己最多の4TDを挙げれば、RBリンチも今季最長の131ヤード(1TD)を走破して試合をひっくり返した。昨年11月21日の同一カードでは19―34で敗れていたが、プレーオフでは雪辱。ハッセルベックは「1人ではなく全員で得た勝利だ」と胸を張った。レギュラーシーズンでは7勝9敗。しかし借金は2から1に減り、史上最低チーム?による下克上がにわかに現実味を帯びてきた。

 ▼セ軍QBブリーズ どんなチームよりも強いと信じていただけに残念。相手は地元の利を生かしていた。(昨季のスーパーボウルMVP。404ヤード、2TDをマークするも無念の敗退)

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2011年1月10日のニュース