「土俵王」白鵬 特別表彰の記念品はイルカがモチーフ

[ 2011年1月8日 16:53 ]

横綱審議委員会特別表彰で、白鵬に贈呈される記念品を公開する東京芸大学長の宮田亮平氏(左)

 日本相撲協会は8日、歴代2位の63連勝を達成した横綱白鵬への横綱審議委員会(横審)特別表彰で贈呈される記念品を報道陣に公開した。

 東京芸大学長で横審委員の宮田亮平氏が制作。台座に「土俵王」と書いたプレートがあり、その上に「63」という大きな数字を12頭のイルカが丸く囲む形に仕上がっている。大きさは縦80センチ、横70センチほどで、ジュラルミン、金、銀、プラチナを使用しているという。

 イルカをモチーフにした作品をこれまでにも発表してきた宮田委員は「土俵をイメージしてつくった。(上部が空いて)真ん丸になっていないのは未来を感じさせるため。今後69連勝以上を狙ってほしい」と話した。記念品は初場所初日の9日、東京・両国国技館の土俵上で贈呈される。

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2011年1月8日のニュース