東福岡「2人をどう抑えるか」桐蔭「走りきって勝ちたい」

[ 2011年1月7日 16:20 ]

 第90回全国高校ラグビー大会は8日午後2時5分から東大阪市の花園ラグビー場でAシード同士の決勝を行い、東福岡(福岡第1)は2大会連続3度目、桐蔭学園(神奈川第2)は初の優勝を目指す。両校は7日、それぞれ最終調整を行った。

 前回の決勝と同じカードで、11大会連続21度目出場の東福岡が勝てば、第81回大会から4連覇した大阪・啓光学園(現常翔啓光学園)以来の連続優勝となる。6大会連続10度目出場の桐蔭学園が雪辱すれば、第77回大会の東京・国学院久我山以来、13大会ぶりに東日本勢が頂点に立つ。

 ▼東福岡・谷崎重幸監督の話 連覇の意識はまったくない。60分間戦ったあとについてくるもので、結果は最初から求めていない。試合ではその場その場の判断、決断が出る。

 ▼東福岡・水上彰太主将の話 桐蔭学園は決定力のある2人がいるのでどう抑えるか。日本の高校の中で一番長く試合をできているチームなので、最後まで楽しみたい。

 ▼桐蔭学園・藤原秀之監督の話 神様がもう一回(東福岡を倒す)チャンスをくれた。劣勢になるだろうが、グラウンドをいっぱいに使って、高校生でもこういうラグビーができるんだというところを見せたい。

 ▼桐蔭学園・小倉順平主将の話 このいい雰囲気のまま決勝へ入れればいいと思う。しっかり外から回して、走りきって勝ちたい。前回の先輩は優勝を逃しているので、勝って終わりたい。

続きを表示

2011年1月7日のニュース