大東大 連続出場43でストップ…順大も復活ならず

[ 2010年10月17日 06:00 ]

 【箱根駅伝予選会】過去4度優勝の名門、大東大が11位に沈み、箱根駅伝連続出場が43でストップした。エースの高関が早々に第1集団から脱落するなど、期待した選手が振るわなかった。奈良監督は「チームトップ(稲田)は10番手。力のある選手が走れなかった」とうなだれた。

 第44回(68年)の初出場後、第51、52回と第66、67回の2度の2連覇で「山の大東」の異名をとってきたが、今年は18位と低迷。優勝メンバーでもある奈良監督は「青葉、只隈さん(元監督)が守ってきた物を守れなくて申し訳ない」と話した。
 昨年の予選会で連続出場が52でストップした順大も13位に終わり、2年連続で本戦出場を逃した。沢木総監督は「見るも無残に、昨年より悪い結果になった」と話し、新井主将は「甘かった」と涙。過去11回優勝の名門復活は1年ではならなかった。

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2010年10月17日のニュース