真夕 師匠監修コースで発奮2差!

[ 2010年9月19日 06:00 ]

18番、ティーショットを放つ服部真夕

 女子ゴルフツアーのマンシングウェアレディース東海クラシック第2日は18日、愛知県美浜町の南愛知カントリークラブ美浜コース(6413ヤード、パー72)で行われ、地元・愛知出身の服部真夕(22=INAX)が68で回り、通算7アンダーとして初日の7位から4位に浮上した。この日朝、コースを監修した師匠の岡本綾子(59)から「期待してるから」というメールをもらって発奮。飛ばし屋の実力を発揮し、4ホールあるパー5でバーディー3つを奪った。横峯さくら(24=エプソン)と金ナリ(24=韓国)が通算9アンダーで首位に並んだ。

【第2R成績


 この日朝、服部真の携帯電話に岡本綾子からメールが届いていた。師匠からメールはよく来る。叱咤(しった)激励はもちろん、絵文字付きのものもあれば、今季初優勝した4月のフジサンケイ・レディースの前には「やってきたことは間違いじゃない」と自信を与えてくれた。だが、今回は「期待しているから」と、服部真の力を認めてくれた内容だった。「こういうメールは初めて。頑張らなきゃと思った」。気合が入り、「頑張ります」と返信してコースへ向かった。

 初日同様、ロングホールでスコアを伸ばした。3番は第3打を1・5メートルにピタリ。5、15番は2オン2パットでバーディーを奪った。パー5では2日間で計7バーディーの荒稼ぎだった。07年のドライビング大会では259ヤードで優勝したロングヒッター。ラウンド後に行われた同コンテストには出場せず「苦手です。緊張して」と意外な一面をのぞかせたものの、試合では持ち味を発揮して2打差の4位につけた。

 大会が行われている愛知県出身。しかも、南愛知CC美浜は岡本がコースを監修しており、ミニキャンプを張ったこともある場所だ。「スコアを伸ばすしかないと思っているので、しっかりバーディーを取りたい」。師匠ゆかりの地で今季2勝目を挙げ、期待に応えるつもりだ。

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2010年9月19日のニュース