内村が左肩を故障…世界体操連覇に不安も

[ 2010年9月19日 22:10 ]

 10月に開催される体操の世界選手権(ロッテルダム=オランダ)で日本選手初の個人総合2連覇と団体総合優勝を目指す日本男子のエース内村航平(日体大)が19日、左肩の故障を明らかにした。「日常生活でも痛いほど」と言い、約1カ月後の本番に向けて「完全には治らないが、痛くてもやらなければいけない。ぎりぎりできると思う」と不安も口にした。

 この日、東京都内で開かれた日本代表の壮行会に出席した内村は、肩に負担がかかるつり輪の練習を回避するなど調整の遅れを明らかにした。
 昨年個人で銅メダル、種目別段違い平行棒で銀メダルを獲得した鶴見虹子(朝日生命ク)は「ことしも完ぺきな演技ができるように準備したい」と話した。
 男女の代表選手は20日から味の素ナショナルトレーニングセンターで最終合宿に入り、23日に試技会を実施する。

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2010年9月19日のニュース