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14歳年下を翻ろうも…クルム伊達 運動量落ち惜敗

[ 2010年9月1日 09:12 ]

女子シングルス1回戦 スベトラーナ・クズネツォワに敗れたクルム伊達公子

 【全米オープンテニス】若さにものをいわせた強烈なクズネツォワのショットを、クルム伊達が巧みなリターンで揺さぶった。シングルス出場選手中、最年長の39歳が粘りのテニスを展開。フルセットの末敗れはしたが、昨年の全仏女王を苦しめる内容に、スタンドから惜しみない歓声が降り注いだ。

 スピンを利かせたパワフルなショットが全盛の中、フラットな打球を前後左右に散らし、初対戦の25歳を翻弄した。クルム伊達は「(強豪と)いつか当たるなら、(相手に)ギアが入る前がいい」と、番狂わせを狙って集中力を維持。開始直後には相手のサービスゲームをブレークしてあわてさせた。

 第1セットは落としたが、慣れないプレースタイルにいら立つ相手はミスを重ね、クルム伊達はポイントを伸ばした。第2セットは6―4でとった。前哨戦で痛めた左ももをテーピングで巻いたが「体は大丈夫」と軽快にコートを動き回った。

 ただ、善戦も3セット目に入ると運動量が落ち、1ゲームしか取れずに終わった。伊達は「流れをつかめそうで、つかませてもらえなかった。それが相手の実力であり、わたしの実力」。勝ちきれなかった試合を振り返り、少し寂しそうに笑った。(共同)

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