男女両チーム快挙!激流下りで日本が世界一に

[ 2010年7月18日 20:26 ]

 オランダのズーテルメールで開かれていたラフティングの世界大会(現地時間12~17日)で、日本代表の男女両チームが総合優勝する快挙を達成した。

 ラフティングはゴムボートで激流を下るアウトドアスポーツ。パドルをこぐ力と呼吸を合わせることが大切で、日本でもプロガイドと川を下るツアーが人気だ。最近では競技熱も世界的な高まりを見せている。
 大会には約30カ国が参加。激流を下る速さや操船技術などを4種目で競い、総合得点で順位が決まった。
 競技ラフティングの先駆者として挑戦を続けてきた日本男子チームの浅野重人監督(36)は「万全の準備の下、ベスト以上の結果が出た。パワーだけでなく日本人の長所であるチームワークが十分に発揮できた」と話す。
 徳島県三好市で吉野川を練習拠点にする女子チームのキャプテン阿部雅代さん(31)は「増水した川でトレーニングして技術を高めた。日本からの応援メールが力になった」と喜ぶ。
 世界大会での優勝は男女とも史上初。主催者である国際ラフティング連盟(IRF)は2028年の夏の五輪での正式種目化を目指している。(共同)

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2010年7月18日のニュース