3日目の懸賞名古屋場所史上ワースト10本に

[ 2010年7月13日 06:00 ]

 【大相撲名古屋場所2日目】3日目の取組にかけられる懸賞が、名古屋場所史上ワースト記録に並ぶ10本(計5社)になることが分かった。

 10本は70年の4日目以来で、名古屋場所担当の二所ノ関部長は「そういうことも含めて頑張っていかないと」と話した。懸賞が12本だった2日目は結びから7番前の時天空―鶴竜戦で初めて懸賞旗が土俵を周回。館内からどよめきが起こり、鶴竜は「何で騒いでいるのか分からなかった」と苦笑いを浮かべた。

 ≪観客動員数は苦戦≫初日は7200人が会場に訪れ、89%の座席が埋まる盛況ぶりだったが、2日目の観客動員は4500人と苦戦した。昨年の2日目と比べると800人減で、特に升席の上段部は空席が目立った。この日のチケット払い戻しが223件に上るなど、野球賭博問題の余波は収まっていない。3日目以降も升席の前売りは不振だけに当面は苦戦を強いられそうだ。

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2010年7月13日のニュース