男子リーグの統合へ、2リーグと覚書

[ 2010年4月21日 22:35 ]

 国内に並立するバスケットボール男子リーグの統合に向け、日本協会は21日、東京都内で傘下の日本リーグ、別組織のbjリーグとそれぞれ覚書に調印した。2013~14年シーズンを目標に新リーグの設立を目指す。

 日本協会の木内貴史専務理事は新リーグについて「(日本リーグとbjの)すべてのチームが参加できるようにしたい。企業チームは地域に密着しながら分社化の努力をしないといけない」と話し、企業チームとプロチームが併存する状態から段階的にプロ化を目指す考えを示した。
 現在8チームの日本リーグは企業チームとプロチームが混在しており、bjリーグはすべてプロの13チームで構成されている。協会傘下を離れた新潟など6チームでbjリーグが05年にスタートして以来、分裂状態が続いている。しかし、日本協会は統合の機運を受け、3月の理事会でbjリーグの選手の協会登録を認めることを決め、日本代表選出への門戸も開いた。

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2010年4月21日のニュース