オチョア、突然の引退「子どもができたら…」

[ 2010年4月21日 10:24 ]

現役引退を発表したロレーナ・オチョア

 女子ゴルフ界のトップを走り続けていたオチョアが引退を発表した。2007年4月から世界ランキング1位の座を保ち続けた“女王”の引退は突然に映る。

 だが、昨年12月に結婚したオチョアは、ことし3月の試合中、報道陣に対し「子どもができたら家族を優先させ、ゴルフは終わりにする」と意思表明をしていた。23日の記者会見まで理由は明かされないが、将来を見据えた選択だろう。
 正確なショットが武器で07年8勝、08年7勝など、圧倒的な強さを誇った。一方で、温厚な性格で知られ、AP通信によるとツアー中は、メキシコ出身のゴルフ場作業員に気さくに声をかける姿が見られた。チャリティーにも熱心で、サッカーが国民的な人気のメキシコで、ゴルフの注目を高めた功労者だった。(共同)

続きを表示

2010年4月21日のニュース