３０分間の休憩…藍ちゃん生き返った

第２日、大勢のギャラリーが見守る中、ティーショットを放つ宮里藍

　【ダイキン・オーキッド・レディース第２日】スコアは７１と地味だったが、中身には宮里藍の強さが詰まっていた。

　ショットの不安定な前半に３ボギー（１バーディー）を出して、一時は順位を落としたが、後半に折り返す約３０分間の休憩で見事に立て直した。
　疲れの影響で前半は下半身が使えなかったことが、ショットの乱れにつながったと分析。「後半は意識して、足を使うようにした」そうで、これが１０番で１メートルにつけるなど、１３番までの３バーディーを生み出した。
　これで開幕２連勝の米ツアーから通算し、今季１０ラウンド連続でアンダーパーをマークした。
　首位には２打差。周囲の凱旋優勝への期待は大きいが、本人のコメントは「しっかり自分をコントロールし、１打に集中」。過去２週と全く同じだった。