身長足りず4人が涙…大相撲春場所の新弟子検査

[ 2010年3月6日 16:51 ]

 大相撲春場所(14日初日・大阪府立体育会館)の新弟子検査が6日、大阪市内で行われ、44人が臨んだ第1検査の体格検査(1メートル73、75キロ以上)は日体大相撲部4年の立野卓(22)=東京都出身、九重部屋=や、昨夏の全国都道府県中学生選手権優勝の達綾哉(15)=石川県出身、高田川部屋=ら40人が通過した。残り4人は身長が足りずに不合格となった。

 今春の受検者は体が小さい入門希望者を対象とした第2検査(1メートル67、67キロ以上)の通過者8人を含む52人。春場所は中高生や大学生の卒業シーズンが重なり「就職場所」と呼ばれ、昨年は義務教育修了が受検資格として定着した1973年以降最少の41人だった。
 合格者は内臓検査の結果を待ち、春場所初日に発表される。

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2010年3月6日のニュース