女子ゴルフ 不況の影響で米ツアー強豪が日本参入へ

[ 2009年9月28日 20:34 ]

 来季の日本女子プロゴルフツアーの出場優先順位を争う予選会に、ことしの全米女子オープン選手権を制した池恩憙ら、米ツアーで活躍している韓国勢の強豪が複数エントリーしたことが28日、明らかになった。

 不況の影響などで来季の米ツアーの試合が相当数減少するとの見通しから、母国と近い日本ツアーと掛け持ちを図るのが狙いと見られる。日本女子プロゴルフ協会によると、米ツアーのトップクラスの選手が日本の予選会を受けるのは初めて。
 韓国勢ではこのほか、米ツアー通算4勝の李宣和や昨年の全米女子オープン選手権優勝の朴仁妃らがエントリーした。予選会は4段階で実施されるが、昨年の米ツアー賞金ランキングで15位以内の韓国勢4人は3次までを免除され、最終予選会から出場できる。
 米ツアー通算2勝のミーナ・リー(李美娜)らが挑戦する3次予選会は11月24日から26日まで栃木県と三重県で、最終予選会は12月1日から4日まで静岡県葛城GCで開かれる。

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2009年9月28日のニュース