テコンドー内村が銅メダル／ユニバーシアード

　ユニバーシアード夏季大会第４日は４日、ベオグラードで行われ、テコンドー男子５８キロ級の内村剣悟（韓国・壇国大）が銅メダルを獲得した。準々決勝でカザフスタン選手を下してメダルを確定させたが、準決勝は韓国選手に競り負けた。女子５１キロ級の笠原江梨香（大東大）は準々決勝敗退。

　体操の女子個人総合で田中理恵（日体大）は５位、岡部紗季子（明大）は９位だった。
　サッカーの日本女子は１次リーグＤ組でハンガリーと１―１で引き分けて通算１勝２分けの勝ち点５とし、同組２位で準々決勝進出を決めた。先制を許したが、前半２３分に小山季絵（早大）のゴールで追いついた。
　テニスの男子シングルスで第１３シードの吉備雄也（早大）は初戦の２回戦でシリア選手に６―１、６―１で快勝した。

　≪内村　銅メダルに涙≫テコンドー男子で銅メダルを獲得した内村は「絶対に表彰台に上がって帰ると思ってここに来た。コーチや家族、支えてくれた人たちのおかげ」と涙を流した。
　福岡県の中学から韓国の高校へ進み、現在は韓国・壇国大の４年生。２２歳は「つらい時もそばにいてくれた周りの人の応援が、けりに込められた」と感謝の言葉を並べた。（共同）