五輪金5個のペヒシュタイン、ドーピングで出場停止

[ 2009年7月4日 09:34 ]

 国際スケート連盟(ISU)は3日、冬季五輪のスピードスケートで2006年トリノ大会まで4大会連続で計5個の金メダルを獲得した37歳のクラウディア・ペヒシュタイン(ドイツ)に対し、血液ドーピングのため11年2月まで2年間の出場停止処分を科したと発表した。来年のバンクーバー五輪出場が厳しくなった。

 ISUはペヒシュタインの血液検査の数値が2月の世界選手権後に異常に変化したことを理由に本人への事情聴取を行った結果、血液ドーピングをしていたと判断し処分を決めた。同選手権の2種目の成績も抹消した。
 ペヒシュタインはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てできる。(AP=共同)

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2009年7月4日のニュース