豊田自動織機が単独トップに立つ

[ 2009年6月7日 06:00 ]

 スポニチ後援の日本女子ソフトボールリーグ第5節第1日は6日、埼玉、栃木、山形の3会場で6試合が行われ、豊田自動織機は小森と田中の本塁打などで佐川急便に8―2と快勝し、9勝1敗で単独首位に立った。ルネサステクノロジは先発・上野が初回にトヨタ自動車の藤野に先制本塁打を打たれ、0―1で惜敗。今季2敗目を喫し、2位に後退した。最下位のホンダはシオノギ製薬を3―2で破り、今季初勝利を挙げた。

 <日立ソフトウェア 今季2度目の4発>今季2度目となる1試合4本塁打の猛攻で13―4と逆転勝ち。5回には馬渕に今季初アーチが飛び出し「やっと出ました。調子が悪かったわけではなかったんですが、気分が良くなりました」と3安打3打点の主砲はご機嫌だった。この日、通算本塁打33本でトップに並んでいた豊田自動織機・田中が先に34本目を打ったが、すかさず並んだ日本代表の4番は「あと1つ勝って前半戦を終わりたい」と意気込んだ。

 <レオパレス21 伊藤1発4安打>毎回走者の13安打、今季3度目の2ケタ得点で11―0と大勝。中でも3番伊藤がソロ本塁打を含む4安打を放ち、連敗ストップに貢献した。最後の打席で二塁打が出ればサイクル安打だったが「記録がかかっていたことは知っていましたが、(右前打で)塁に出ることができただけで十分です」。日本代表に選ばれた20歳のスラッガーは記録には無関心だった。

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2009年6月7日のニュース