「味トレ」選手食堂の栄養サポートは味の素

[ 2009年5月12日 06:00 ]

新名称を手に写真に納まる関係者たち

 日本オリンピック委員会(JOC)と食品大手の味の素が11日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで会見し、同所のネーミングライツで合意に至ったことを発表した。契約期間は4年で、金額は3億2000万円。国立施設でネーミングライツが導入されるのは日本初で、正式名称は味の素ナショナルトレーニングセンター、通称「味トレ」となった。同社は12年までJOCゴールドパートナーとしても契約し、味トレ内の選手食堂の栄養サポートも行う。

 ≪内柴が女子を指導≫柔道の北京五輪男子66キロ級金メダリスト・内柴正人(30=旭化成)が女子の指導者になる。味の素とJOCの会見に出席した内柴は、今春から非常勤講師を務める九州看護福祉大(熊本県玉名市)が来年度から女子柔道部を立ち上げ、アドバイザーに就任することを明らかにした。来年度からは講義も持つ計画が進んでおり「現役の間は稽古を(熊本で)することもあると思う」と話した。

続きを表示

2009年5月12日のニュース