相撲協会 武蔵川理事長が文科省に謝罪へ

[ 2009年2月6日 18:23 ]

 日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は6日、近く文部科学省に出向いて大麻事件など相次ぐ不祥事を謝罪し、再発防止案を報告する意向を明らかにした。同理事長は「日程は決まっていないが、伺うことになる。いろいろな報告をしなければならない」と述べた。週明けにも伊勢ノ海事業部長(元関脇藤ノ川)とともに塩谷立文科相を訪ねる。

 不祥事に揺れる相撲界は、1月30日には大麻所持容疑で元若麒麟容疑者が逮捕された。相撲協会は、同容疑者を養老金(退職金)が請求できる解雇処分としたことや理事長を含む理事への処分がなかった点などについて、塩谷氏から「処分が軽すぎる」と批判されていた。
 伊勢ノ海事業部長は「再発防止案を出し、謝罪する形になる。大臣からご指導いただければと思う。一生懸命にやっている最中に(不祥事が)起きたのが悔やまれるが、弁解の余地はない」と話した。

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2009年2月6日のニュース