日本、ドイツに完敗 五輪出場に赤信号

[ 2009年2月6日 09:09 ]

アイスホッケー男子五輪最終予選のドイツ戦でゴールを守る春名

 アイスホッケー男子の2010年バンクーバー冬季五輪最終予選は5日、ドイツのハノーバーで開幕し、世界ランキング22位の日本は1―7で同10位のドイツに敗れ、3大会ぶりの五輪出場は厳しくなった。

 大会は4チーム総当たりのリーグ戦で1位だけが出場権を獲得する。もう1試合は世界16位のオーストリアが延長の末に4―3で同15位のスロベニアを下した。
 日本は試合開始3分すぎのパワープレーの好機でパスミスから先制点を許す最悪の滑り出し。格上のドイツを勢いづかせ、第2ピリオド中盤には1分半の間に3失点するなど完敗した。
 日本は7日にスロベニア、8日にオーストリアと対戦する。

 ▼日本代表マーク・マホン監督の話 相手の2点目と7点目以外はミスで献上したようなもの。判断が遅く、速いペースでプレーできなかった。バンクーバーは遠のいたが、誇りと日本のアイスホッケーの将来のために残り試合を戦う。

 ▼鈴木貴人の話 チームとして機能しなかった。キーポイントになる時間帯で失点してしまった。可能性のある限り最後まで全力で戦う。

 ▼春名真仁の話 これぐらいの実力差があるのは分かっていた。いかに我慢して守るかが勝負だったが、プラン通りにはできなかった。(共同)

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2009年2月6日のニュース