愛ちゃん、水谷組がベスト4入り

[ 2009年1月15日 18:34 ]

混合ダブルスで準決勝進出を決めた福原(手前)・水谷組

 卓球の全日本選手権第3日は15日、東京体育館で行われ、混合ダブルスの福原愛(ANA)水谷隼(明大)組は4回戦、準々決勝とも3―2で勝ち、ベスト4進出を決めた。

 女子ダブルスで2連覇を狙う福原、照井萌美(早大)組と男子ダブルスで3連覇が懸かる水谷、岸川聖也(スヴェンソン)組が、ともに初戦の4回戦を突破しベスト16入りした。女子の中学生ペア、谷岡あゆか、鈴木李茄組(エリートアカデミー)も勝ち上がった。
 女子シングルスでは、同種目最年少出場の12歳、前田美優(高瀬ク)が高校生、大学生に連勝して1、2回戦を突破。男子のベテラン斎藤清(埼玉工大職員)も3回戦へ進み、シングルスの通算勝利数を99とした。

 ≪辛くもベスト4入り≫混合ダブルスで辛くもベスト4入りした福原は「厳しい試合を乗り越えることができて、明日への自信になる」と晴れやかな表情。対照的に、水谷は「調子が悪かった。試合中は自分に怒ってしまった」と終始うつむき加減だった。
 4回戦は0―2から逆転、準々決勝は2―0から最終ゲームまで持ち込まれた。どちらの試合もミスに苦しんだが、最後は実力者の意地を見せた。水谷は「明日はとにかくベストのプレーができれば」と気持ちを切り替えていた。

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2009年1月15日のニュース