また高知で爆発事件…遼くん祈るしかない

[ 2008年11月24日 06:00 ]

ホールアウトした石川遼は祈りながら首位マークセンのプレーを見る

 男子ツアーの次戦「カシオ・ワールド・オープン」(27~30日、Kochi黒潮カントリークラブ)の舞台となる高知で、またも爆破事件が発生。賞金1億円突破を目指す石川遼は厳戒態勢の中でのプレーを強いられることになった。

 事件が発生したのは22日午後11時35分ごろ。高知県警によると、高知市南はりまや町の食品卸業「旭食品」本社で爆発音のような音がしたとの通報があった。高知署員が駆けつけると玄関のガラス9枚が割れて散乱。天井の一部は壊れ、床にはえぐられたような穴(直径約10センチ、深さ約4センチ)も開いていた。爆発物の破片とみられる金属片も落ちていたという。近隣住民は「聞いたことないようなドーンという大きな音がした」と衝撃の大きさを語ったが、幸いケガ人はなかった。
 高知での爆破事件は今月2度目。18日には約30キロ離れた芸西村の黒潮CCのガラスが爆発物で破壊された。旭食品は黒潮観光開発の筆頭株主で、竹内克之会長は黒潮CCを経営する黒潮観光開発の役員も兼務。また、県公安委員も務めている。
 旭食品は「犯行予告や声明はなく、よく分からない」とコメントしたが、県警は両事件が同一犯の可能性もあるとみて捜査本部を設置。建造物損壊容疑で調べている。また、多くの人出が予想されるカシオ・ワールドには期間中に警官200人を動員し、コースや宿舎などの関連施設の警備にあたることも決めた。日本ゴルフツアー機構も金属探知器による入場チェックを検討。かつてない厳戒態勢が敷かれる。
 05年から黒潮CCに会場を移したカシオ・ワールドでは、これまでも環境破壊に反対する街宣車などが“妨害活動”を行っていた。石川は「高知ではそういうことが多いらしいので、機動隊も慣れているらしいです」と平静を装ったが、プレーとは違う緊迫した状態の中でコースに出ることになる。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2008年11月24日のニュース