焦りの前半…今田巻き返したアンダーパー

ラウンド中に石川遼（左）と言葉を交わす今田竜二

　【スポニチ後援・三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ第１日】今季米ツアーで初勝利を飾った今田竜二は、終盤に巻き返してアンダーパーの７１でまとめた。昨年１１月のカシオワールド以来となる日本ツアーで、今大会は２４位に入った０６年以来の出場。「ショットもパットもあまりよくなくて途中はどうなるかと思った」と本来の出来には程遠かったものの、後半の５番で８メートルを沈めてバーディー。続く６番パー５では２オンに成功し、７番パー３では１メートルのチャンスにつけて３連続バーディーを奪った。米ツアー仕込みの技を期待するファンの声援に応えて奮起し「あしたにつながるゴルフができた」と胸をなで下ろした。