渋井「勝ちたい」と意欲

[ 2008年11月14日 17:12 ]

記者会見でポーズをとる(左から)尾崎好美、渋井陽子、加納由理の3選手

 来年の世界陸上選手権(ベルリン)代表選考会を兼ねた東京国際女子マラソン(16日・国立競技場発着)に出場する有力選手が14日、東京都内で記者会見し、昨年7位に終わった渋井陽子(三井住友海上)は「勝ちたい。去年を意味ある負けにしたい」と落ち着いた表情で話した。

 北京五輪の一万メートル出場後にマラソンの準備に入り、練習期間は従来より短い。それでも「(一万メートルで17位だった)北京の悔しさを晴らしたい」と意欲を示した。
 名古屋国際3位の加納由理(セカンドウィンドAC)は「2時間24分台の自己記録を更新して優勝したい」と述べた。
 大会は今回の第30回を最後に終了する。ジョイス・スミス(英国)が第1回から2連覇しており、マーラ・ヤマウチは同じ英国勢として「最後の優勝者になりたい」と意気込んだ。

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2008年11月14日のニュース