遼くんイーブンパー34位 原口が単独首位

[ 2008年10月9日 15:20 ]

第1日、イーブンパーで34位の石川遼

 キヤノン・オープン第1日は9日、神奈川県戸塚CC西(7167ヤード、パー72)で行われ、プロ12年目の原口鉄也が5バーディー、ボギーなしの67で単独トップに立った。初の賞金王を目指す谷原秀人は5バーディー、1ボギーの68で首位と1打差の2位、今季3勝目へ好位置につけた。さらに1打差の3位には片山晋呉、谷口徹ら10人が並んだ。4大会ぶりの予選突破を目指す石川遼は4バーディー、4ボギーの72で尾崎将司、丸山茂樹らとともに34位。

 石川がパープレーの72で34位につけた。インスタートの10番(パー4)、13番(パー5)とバーディーを奪って幸先のよいスタートを切ったが、パットがもうひとつで波に乗れず、スコアを伸ばすことができなかった。
 それでも「いいラウンドができた」という。賞金王の経験を持つ谷口徹から「試合では自信を持て」とアドバイスされていたそうで、崩れかけた際に「その言葉を書いたメモを見て、その後粘ることができた」からだという。
 現在、3週連続で予選落ちしているが「ピンが奥だった10番で、強めに打って手前20センチにつけた。あすは、きょうのゴルフができれば予選通過する自信はある」と闘志を燃やしていた。

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2008年10月9日のニュース